製品紹介

S・S・スクリーン

S・S・スクリーンは下水や排水中に含まれるSSや浮遊固形物を効率的に分離・除去するスクリーンです。 前処理機として使用することにより、後処理工程の負担を大幅に軽減できます。 また、コンパクトで高い処理能力を実現しております。 排水の放流規制が厳しくなり、その処理において低価格で最大の効果が得られる前処理装置として注目を集めています。

S・S・スクリーンのタイプ

Sタイプ(スクリーン部回転型)

SSスクリーンSタイプ①w700h500
SSスクリーンSタイプ②w700h500
スクリーン部が回転するため、スクリーンの裏面の洗浄作業が容易になります。また、動力は一切使用していないので、電気代等のランニングコストがかかりません。

メンテナンスが容易

スクリーンの裏面を洗浄する際に、スクリーン部分が回転できるため、メンテナンスが容易に行えます。

無振動・無騒音

固定式で動力が一切ないため、振動や騒音の心配がありません。

設置が容易

据付面積が少なく、設置も容易に行えます。

ランニングコストゼロ

スクリーンの裏面を洗浄する際に、動力を使用しないため一切コストがかかりません。

Bタイプ(裏面ブラシ洗浄付き)

SSスクリーンIMG_3519w700h500
IMG_5199-w700h500
スクリーン目詰まり防止のための裏面回転ブラシ装置が装備されており、スクリーンのスリットに沿って左右に回転走行し洗浄します。目詰まりを防止することにより、常に高い固液分級効率が得られます。

高い固液分級効果

裏面ブラシ洗浄装置により、ブラシ装置がスクリーン裏面を回転走行するので、常に目詰まりを防ぎ安定した連続運転が可能になります。

ランニングコストを削減

ブラシ装置の駆動動力は100Wですので、安価なランニングコストになります。ブラシ駆動部は「連続運転」「タイマーによる間欠運転」「原水流入時のみ運転」と状況に応じた操作が選べます。

臭気や外観問題をクリアに

「標準型(解放型)」では臭気や残渣物等が気になる場合、「密閉型」のご提案をいたします。密閉型の場合、残渣受け用カゴ等もケーシング内部に納まりますので、害鳥対策や外観・近隣苦情問題もクリアできます。

S・S・スクリーンのオプション

S・S・スクリーンは「S-HCタイプ」と「HY-Dropタイプ」のオプションがあります。
「S-HCタイプ」はウェッジワイヤースクリーン表面を自動で高圧洗浄する装置です。
「Hy-Dropタイプ」はウェッジワイヤースクリーン表面を焼付け塗装し、セルフクリーニングに効果がある親水性コーティングです。
どちらもSS濃度の高い排水や油脂分の多い排水など、スクリーン表面への付着による目詰まり・居着きの除去に高い効果を発揮します。

S-HCタイプ(高圧洗浄装置付き)

多量の油脂分や高いSS濃度の排水処理が可能に

今まではスクリーンでの処理が難しいとされていた油脂分の多い排水やSS濃度の高い排水の処理が可能です。目詰まりを起こしやすい排水処理にて高圧洗浄装置はスクリーンの目詰まり除去に大きな効果を発揮します。

洗浄が簡易的

タイマー制御による清掃と、付属する手動ガンによるメンテナンス時の清掃が容易に行えます。洗浄ノズルは1本タイプ・2本タイプがあります。様々な処理量に応じた機種のラインナップをご提案いたします。

後付施工が可能

現在使用中のスクリーンへの後付施工が可能です。

SSスクリーン高圧洗浄装置w700h500
S-HCタイプ
SSスクリーン05w700h500
高圧洗浄装置
DSCN9254w700h500
ポンプユニット

S-HCタイプ(高圧洗浄装置付き)導入事例

HY-Dropタイプ(親水性コーティング ゼロクリア®️)

セルフクリーニングで汚れがつきにくい

表面張力による水玉が形成されずスクリーン面を水が走ることがなくなるので、固液分離の処理効果を上げることが可能となります。また、油脂分や汚れに対して親水性コーティングは、水にもっとも馴染む性質(親和性)であることから、油とコーティングの間に水が入り込んで洗い流すセルフクリーニング(自浄作用)効果があります。そのため、目詰まり防止に大きな効果を発揮いたします。

最小スリット75μmから製作可能

今までスクリーンだけでの処理が難しかった油脂分の多い排出やスリット幅の細かいスクリーンでも、セルフクリーニング効果により処理が可能になりました。そのため、排水のために水を使用したくない・高圧洗浄装置までは必要ない等といった顧客様にも最適なタイプとなります。

SSスクリーン08w350h250-2
流水前
SSスクリーン07w350h250-2
流水後1
SSスクリーン06w350h250-2
流水後2
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